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長崎県西海市大瀬戸町雪浦下郷の熊野神社の秋の大祭「雪浦くんち」が21、22の両日、4年ぶりにあり、ご神幸行列などでにぎわった。
新型コロナウイルスの影響で3年間は神事だけだったが、行動制限緩和を受けくんちを復活。21日は神社で神事をした後、雪浦川近くの下お宮のお旅所までお下りがあった。神社総代を先頭に、子どもたちが息もぴったりにシャギリを打ち鳴らし、街の中心部を練り歩いた。
お旅所ではシャギリに続き、巫女(みこ)に扮(ふん)した中学生4人が優美な舞を奉納。地元住民や行楽客らが、伝統芸能に見入っていた。
総代会長の山本勤治さん(67)は「準備などが大変だったが、何とかできてよかった」と話した。