泥酔した面識のない女性に性的暴行か 海上自衛隊官(29)を逮捕  「同意を得ていた」と容疑否認 広島

面識のない女性に性的暴行を加えたなどとして、海上自衛隊員の男(29)が逮捕されました。男は容疑を否認しています。

住居侵入と準強制性交等の疑いで逮捕されたのは、呉市中央の海上自衛官の男(29)です。

警察によりますと、男は5月6日午前5時40分ごろから6時25分ごろまでの間、広島県呉市の住宅に侵入し、女性(20代)が泥酔していることに乗じて性的暴行を加えた疑いがもたれています。

警察の調べに対して男は「行為は間違いないが、同意を得ていた」と容疑を否認しているということです。

男と女性に面識はなく、事件当日に女性が警察に被害を申告したということです。現場は女性の知人宅で、警察は侵入方法など事件の詳しいいきさつを調べています。

海上自衛隊呉地方総監部によりますと、男は練習艦かしま所属の海士長だということですが、現在事実関係を「確認中」としています。

練習艦かしまの艦長・大谷三穂 1等海佐は「警察の捜査に協力するとともに、事実関係をもとに厳正かつ適切に対応する」とコメントしています。

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