デュッセルドルフの日本代表MF田中碧が2試合連続ゴールの活躍を見せた。
今シーズンもデュッセルドルフの中盤を支えている田中。一方で、そのパフォーマンスの低さが多くの批判の的にもなっていた。
その田中は10月の日本代表活動に参加し、カナダ代表戦で2ゴールの活躍。クラブと代表でのパフォーマンスの差が揶揄されていたが、代表活動後に行われた21日の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第10節のカイザースラウテルン戦で撃ち合いを制する2ゴールの活躍を見せていた。
一転してヒーローとなった田中は、27日のブラウンシュヴァイク戦にも先発出場。試合はチームが前半からゴールを重ねて1-3で迎えた中、後半アディショナルタイムに田中がダメ押しのゴールを決めた。
デニス・ヤストジェムブスキのスルーパスに反応したニコラ・ガボリーがボックス左からグラウンダーのクロス。これに飛び込んだ田中が滑り込んでゴール。2試合連続ゴールを記録した。
2試合連続で結果を残した田中は、クラブを通じてコメントしている。
「すごくタフなゲームでした。2点リードして、1点を返されたところで、3点目を取れたことが大きかったですね」
「ただ自分たちが点を取ったのもセットプレーが2本ですし、まだまだ改善しないといけないことはあります」
「自分が点を取れたことは良かったですけど、もう1点取れた場面があったので、そこはより求めていきたいです」
「これを継続していくことが重要なので、3連勝できるように。次ですね！」
