べるもんた2カ月ぶり運行 城端・氷見線の観光列車

べるもんたの前で記念撮影する乗客=高岡駅

  ●検査終え 活性化推進協、横断幕で歓迎

 大規模な車両検査で約2カ月間運行を休止していたJR城端・氷見線の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称べるもんた)は28日、運行を再開した。沿線自治体などでつくる城端・氷見線活性化推進協議会が高岡駅で横断幕を掲げ、運行再開を待ち望んでいた観光客をもてなした。

 列車はJRが4年に1度行う検査のため、8月19日から運転を休止していた。運行再開に合わせ、予約制の食事メニューを一部リニューアルした。

 午前9時38分発のべるもんた51号の前で、協議会メンバーが「ようこそ北陸へ」と書いた横断幕を掲げた。沿線自治体のパンフレットや、べるもんたグッズも乗客に配った。

 おもてなしは北陸新幹線敦賀開業後の大型宣伝事業「北陸デスティネーションキャンペーン」のプレキャンペーンとして実施した。キャンペーンの開催記念としてロゴピンバッジを車内などで販売する。

 べるもんたは土曜は城端線、日曜は氷見線を運行する。12月までの一部月曜も運行する。

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