鉄道に関する仕事や乗り物を体験できるイベント「トレインフェスタ」が28日、大分市下郡のJR九州大分車両センターであった。多くの家族連れや鉄道ファンでにぎわった。
JR九州大分支社が主催し、大分駅から直行の臨時列車3便を出した。来場者は線路の点検に使うアルミカートの試乗や、列車の運転席の見学、車掌体験などをして楽しんだ。
母親と訪れた大分市大在小4年の古庄龍君(9)、幼稚園児の桃虎(ももと)ちゃん(6)兄弟は、車両の点検に挑戦した。金づちでボルトをたたき、音を聞いて異常がないかをチェック。「緩んでいると音の高さが違った。またやってみたい」と満足した表情だった。