写真映え「香々地サンウエスタン」に新メニュー 海産物ぎっしりの丼と塩ソフト【大分県】

新メニューの岬香々地丼(左)とおさかな塩ソフト

 【豊後高田】豊後高田市香々地の農・海産物直売所「香々地サンウエスタン」は、地元の海産物などをふんだんに使った新メニューの販売を始めた。岬香々地丼(税込み1800円)とおさかな塩ソフト(同450円)の2種類。写真映えを求める観光客らを意識し、見た目にもこだわっている。

 岬香々地丼は、香々地港に水揚げされた取れたての魚の刺身や小エビのかき揚げなど10種類近くを、ご飯の上にぎっしりと盛り付けている。木おけの器からはみ出るボリュームで、インパクトと食べ応えは十分。

 おさかな塩ソフトは、香々地の海をイメージした無農薬ハーブと塩をブレンドしたオリジナルソルトをバニラ味のソフトクリームに振りかけている。魚の形をしたもなかをトッピング。カップ底のコーンフレークのざくざく食感がアクセントになる。

 丼は土日祝日の限定で、ソフトはいつでも購入できる。

 商品作りは西国東商工会の専門家派遣事業を活用し、フードディレクター木村真琴さん(大分市)の協力を受けた。

 サンウエスタンでレストランを運営する羽迫智代さん(67)は「木村さんにいろいろアドバイスをもらいながら、おいしくて見栄えもいい商品に仕上がった。香々地の新たな名物を食べてほしい」と話している。

 サンウエスタンの営業は午前8時半~午後4時(レストランは午前10時半~午後2時半)。定休日は火曜。

© 有限会社大分合同新聞社