【タイ】ブリヂストン、タイの生産拠点を再編[製造]

ブリヂストンは27日、タイのタイヤ生産拠点を再編すると発表した。バンコク北郊パトゥムタニ県のランシット工場でのトラック・バス用のラジアルタイヤ生産を終了し、東部チョンブリ県の工場に生産を集約する。 

1967年設立のランシット工場には、従業員数は1,070人が勤務。トラック・バス用のラジアルタイヤの日産能力は22年末時点で2,100本だった。

ランシット工場は22年6月にも、乗用車用のラジアルタイヤの生産を中部サラブリ県のノンケー工場に集約した。乗用車用のラジアルタイヤの日産能力は2,280本だった。

ブリヂストンの広報担当者はランシット工場について「26年半ばまで一部タイヤ向け部材の生産を行う。その後閉鎖するかどうかは未定」と説明した。

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