ETC専用の「高陽スマートIC」設置へ関係機関が初会合 来年度の「実施計画書」提出を目指す 広島・山陽道

山陽道に設置を検討している高陽スマートインターチェンジの事業化に向けて、関係機関による初会合が30日、開かれました。

広島市は山陽自動車道の「広島東IC」と「広島IC」の間にETC専用の「高陽スマートIC」の設置を要望し、国は事業化を進めるための「準備段階調査か所」に選定しています。設置を想定しているのは安佐北区の高陽地区で周辺住民の利便性向上のほか、近くには防災拠点もあり、災害時には、防災機能の強化にも期待がかかります。

30日の準備会では、広島市や中国地方整備局、西日本高速道路が参加しました。事業化に向けて、市が国に提出する「実施計画書」を作成するため、期待される効果や3者の役割分担などが確認されました。

広島市道路計画課 本畝学 課長
「高陽地区の拠点性の強化であるとか定住促進、ひいては地域コミュニティの活性化といったような効果も期待できる、にぎわいの創出も含めて効果が期待できると考えています」

広島市は、準備会を数回重ねた後地元関係者と協議し、早ければ2024年度にも「実施計画書」を提出したいとしています。

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