OBジョン・オビ・ミケル氏がチェルシー在籍時のデ・ブライネを語る「いつもうつむいて、ふてくされていた」

写真:今やデ・ブライネはシティで主将を務めるほどに成長した

ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは、マンチェスター・シティで華々しいキャリアをたどっている。しかし、2012年に加入したチェルシー時代はプレミアリーグで3試合の出場に終わった。チェルシーOBの元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケル氏は、デ・ブライネが活躍できなかった原因の一端が彼自身にあると語っている。イギリスメディア『Football Transfer』が伝えている。

ミケル氏は自身のポッドキャストで、当時のデ・ブライネについてこう語っている。

「デ・ブライネは当時、練習態度が悪かったと思う。いつもうつむいて、怒ってふてくされていた。それほど出場機会を与えられてなかったからね。公園で一人ぼっちで遊んでいる子供のようだった」

さらにミケル氏は、同時期にチェルシーに在籍していた元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏とデ・ブライネのエピソードを紹介している。

「エトーがデ・ブライネに手を出して練習場で大喧嘩になったのを覚えている。エトーはデ・ブライネの練習態度が気に入らなかったんだろうね」

またミケル氏は、当時と現在を比較してこのように述べた。

「当時はデ・ブライネがここまでの選手になるとは思っていなかった。彼らはスーパースターに成長した。今のデ・ブライネを見ると『本当に同一人物か!? 』って感じだよ」

今やマンチェスター・シティで主将を務めるほどに成長したデ・ブライネにも、皆と同じように子供っぽい時期があったのだ。

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