京都縦貫道逆走で正面衝突、77歳容疑者死亡で不起訴処分に 京都地検

京都地検

 京都府亀岡市の京都縦貫自動車道で昨年10月、乗用車が逆走し2人が死亡した事故で、京都地検は1日までに、乗用車を運転し自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で書類送検された宇治市の無職女性=当時(77)=について、容疑者死亡で不起訴処分にした。地検は捜査の結果、同法違反(危険運転致死)の罪に当たると認定した。31日付。

 女性は昨年10月13日、亀岡市篠町の京都縦貫道上り線で逆走し、南丹市の男性=当時(56)=の乗用車に正面衝突し男性を死亡させたとして、府警に書類送検されていた。

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