J2初挑戦で残留決めた藤枝が須藤大輔監督の続投を発表「夢は見るものではなく叶え、自ら掴み取るもの!」

[写真:©︎J.LEAGUE]

藤枝MYFCは2日、須藤大輔監督(46)の続投を発表した。

須藤監督は、現役時代に水戸ホーリーホックや湘南ベルマーレ、ヴァンフォーレ甲府、ヴィッセル神戸、藤枝でプレー。2010年に当時東海1部リーグの藤枝で引退した。

引退後は山梨学院大サッカー部のコーチを務めると、2018年6月にガイナーレ鳥取の監督に就任。2021年7月から藤枝で指揮を執っている。

倉田安治前監督の後任としてシーズン途中の就任となった中、チームは明治安田生命J3リーグで10位フィニッシュ。シーズン初めから指揮を執った2022シーズンは2位と躍進するとJ2昇格に貢献していた。

初のJ2挑戦となった今シーズンは、残り2節の段階で14勝9分け17敗の勝ち点51で12位に位置。見事に残留を決めていた。

須藤監督はクラブを通じてコメントしている。

「クラブ史上初のJ2参戦、冒険のような長い物語も残り2節、荒波に揉まれ紆余曲折を経て走り続けて参りましたが、プレーオフ進出とはならず申し訳ない気持ちで一杯です」

「そんな中、選手、スタッフ、クラブはチャレンジ精神を常に持ち、前向きに挑み続け、確かな手応えと未来への道程をハッキリとさせてくれました」

「それもサポーター、パートナー企業、藤枝MYFCに関わる全ての方が、いかなる時も背中を押し続けて下さった賜物だと、心より感謝申し上げたいと思います」

「夢は見るものではなく叶え、自ら掴み取るもの!新たな景色に辿り着く物語を共に!その想いを夢物語で終わらせることのないよう責任と情熱をもち、2024シーズンも藤枝MYFCの指揮を執らせていただく運びとなりました」

「スタジアムという夢の劇場で、誰もが時を忘れ、酔いしれられる超攻撃的エンターテイメントサッカーを披露し、万雷の喝采を受けられるよう精進して参りたいと思います」

「蹴球都市藤枝の意地とプライドを胸に!熱いサポートよろしくお願いいたします。サッカーの力で全ての方に幸せを!」

© 株式会社シーソーゲーム