浦和MF伊藤敦樹が7年ぶりルヴァン優勝へ決意 「攻守に存在感を出せれば」

[写真:©超ワールドサッカー]

浦和レッズが7年ぶり3度目の戴冠を狙う。

浦和は4日に行われるルヴァンカップ決勝でアビスパ福岡と対戦。3日に会場となる国立競技場に移動した。

勝てば2016年大会以来の優勝。この決勝戦でも中盤の主軸として活躍が期待される伊藤敦樹は意気込んだ。

「(国立競技場では)2年前に天皇杯(決勝)でやって以来。今日は人が入っていないけど、明日はまた違う雰囲気になると思うし、良い準備をしたい」

そんな伊藤ら浦和の選手は大原サッカー場で最終調整済みとあって、国立ではピッチ状況の視察に努めた。

タイトルマッチの前日にもかかわらず、冷静な口調の25歳だが、気合十分。「できるならヒーローになりたい」と力を込めた。

「だからこそ、ゴールは狙っていくけど、いつもどおり、攻守に存在感を出せればいい」

そう静かに闘志を燃やす大型ボランチは福岡のイメージにも言及。やはり堅守が真っ先に口をついたが、「前線に強力なFWがいる」と攻撃陣も警戒した。

その上で「自分のところでミドルを増やしていきたい。そうすることで、センターバックを引き出せる」と崩しのイメージも続けた。

また、「押し込む前に簡単に背後を取る」と速攻での揺さぶりも思い描き、この1週間で相手のスカウティングを含め、良い準備ができたと自信をうかがわせた。

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