在港外国人の大湾区への往来便利化

李家超・行政長官は外国人商工会議所や外国領事らに施政報告(施政方針演説)について説明した際、香港で働く外国人の中国本土への入境手続きの簡素化を目指すと述べた。10月30日の香港メディアによると、 特区政府商務及経済発展局の丘応樺・局長はラジオ番組に出演した際、特区政府は香港でビジネスを行う外国人が粤港澳大湾区の本土側都市に出入りしやすくする方法に取り組んでいると述べた。例えばマルチビザ発給などにより大湾区への往復旅行の際に毎回ビザを申請する必要がなく、ビジネス展開が容易になるようにする。丘局長は「外国人ビジネスマンが香港に来るのは通常短期間であり、本土へのビザを申請するには一定の時間がかかる。本土に出入境する度にいちいちビザを申請するのは不便で、複数回出入境できるようにしたい」と指摘。 丘局長は関連政策は商務及経済発展局の担当ではないが、経済界の意見を検討のため関連政策局に提出したと述べた。

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