庄内神楽祭り、13団体が勇壮な舞を披露【大分県】

あなみ保育園の園児による「大蛇退治」=3日、由布市庄内町大龍
13団体が勇壮な舞を披露

 【由布】由布市庄内町の神楽団体などが集う「第34回庄内神楽祭り」が3日、同町大龍の庄内総合運動公園神楽殿であった。大勢のファンらが来場し、勇壮な舞を楽しんだ。

 神楽祭り実行委員会の長尾郁会長(48)が「伝統芸能の継承に日々励んでいる。各神楽座に伝わる舞を披露したい」と主催者あいさつ。町内の神楽座や保育園、由布高郷土芸能部など13団体が1演目ずつ約8時間にわたり舞った。

 あなみ保育園の園児は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が大蛇を退治する「大蛇退治」を披露した。素戔嗚尊役の田辺陽道君(6)は「ドキドキした。せりふを言うところを頑張った」と話した。

 隣接する多目的広場では、第40回市庄内町ふるさと祭りがあった。食べ物や農産品などが販売され、にぎわった。 

© 有限会社大分合同新聞社