柔らかな明かり、城下町を包む 「うすき竹宵」始まる【大分県】

神社の境内を優しく照らす竹ぼんぼりの明かり=4日夜、臼杵市
神社の境内を優しく照らす竹ぼんぼりの明かり
お化けを模した竹ぼんぼりが並ぶ臼杵市中心部

 臼杵市の秋を代表する行事「第27回うすき竹宵(たけよひ)」が4日、市内二王座周辺で始まった。約2万本の竹ぼんぼりの柔らかな明かりが、城下町を包み込んだ。5日まで。

 寺社の境内や駐車場など25カ所に竹のオブジェを設置。市内外の団体や学校、企業などが趣向を凝らして作ったオブジェがきらびやかに夜を彩った。

 地元の伝説を再現した「般若姫行列」には多くの見物客が集まり、竹明かりに照らされた華麗な姿に引き込まれていた。久家の大蔵をはじめ周辺の各所で、ライブイベントや展示会、茶会などの催しもあった。

© 有限会社大分合同新聞社