全国高校サッカー兵庫県予選、神戸弘陵と神戸科技が決勝へ

神戸弘陵-三田学園 後半、混戦から先制点を決め、祝福される神戸弘陵の佐波(中央)=撮影・中西幸大

 サッカーの兵庫県高校選手権を兼ねた第102回全国高校選手権兵庫県予選(神戸新聞社後援)第6日は5日、ユニバー記念補助競技場(神戸市須磨区)で準決勝2試合が行われ、3年ぶり12度目の優勝を目指す神戸弘陵が2-1で三田学園に競り勝った。14年ぶり3度目の優勝を狙う神戸科技は延長の末、1-0で神戸星城を下した。

 神戸弘陵は後半37分、左CKから波状攻撃を行い、3本目のシュートをMF佐波が頭で押し込み先制。ロスタイムにはFW北藤が右クロスを仕留めた。試合終了直前に1点を失ったが、県内3冠に王手をかけた。

 神戸科技は延長後半、右ロングスローをゴール前に入れ、2次攻撃の混戦からMF増永が決めた。

 決勝は12日午後1時、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でキックオフを迎える。

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