連休明け 関東から西で25℃以上の夏日続く 週末は季節一気に前進 札幌で初雪か

5日(日)午後5時までの最高気温

 連休最終日のきょう5日(日)も、東海から西を中心に25℃以上の夏日が続出し、全国の120か所で11月史上一番の暑さになった。熊本では30.0℃と、11月としては島しょ部を除き3例目になる真夏日になった。連休明けのあす6日(月)も、関東から西で季節はずれの夏日が続く見込み。関東に関しては7日(火)まで続きそうだ。

連休明け 季節はずれの暑さ収まらず

6日(月)の予想最高気温

 あす(月)も、最高気温が関東から西できょうと同じくらいの所が多く、25℃以上の夏日が続出する予想。東京も25℃と、夏日が復活しそうだ。11月なのに福岡は6日連続、大阪では3日連続で25℃以上になる見込み。北陸から北はきょうより5℃前後も高くなり、北陸でも夏日が復活する見通し。東北は23℃くらい、北海道は17℃前後まで上がりそうだ。

【6日(月)の予想最高気温】
29℃ 那覇、松山
28℃ 鹿児島、宮崎、高松
27℃ 熊本、大分、岡山、金沢、富山

異例の暑さようやく収まるも 急に肌寒く

7日(火)の予想最高気温の分布

 7日(火)になると、最高気温が25℃に届かず夏日を解消する所が多くなるが、関東は夏日エリアが広がりそうだ。埼玉の熊谷で27℃、東京都心や前橋では26℃、横浜や宇都宮、水戸は25℃まで上がる予想。予想以上に上がり、11月史上一番の暑さになる所もあるかもしれない。湿度は低いが、暑さ対策は必要になりそうだ。

8日(水)~12日(日)までの予報(天気・最高気温)

 その関東も8日(水)には夏日を解消し、10日(金)の雨のあとは全国的に急に秋が深まる見込み。次の週末は、西・東日本で最高気温が20℃に届かず、晩秋らしい空気に戻る予想。北寄りの風がひんやりとしそうだ。東北北部や北海道では今季初めて最高気温がひと桁にとどまり、札幌など平地でも雪が降り、初雪の便りが届く可能性がある。急な気温変化で体調を崩さないよう、気をつけたい。

(気象予報士・丸田絵里子)

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