11月の最高気温、5日は県内14地点で観測史上最高を記録 神戸、姫路は46年ぶりの更新

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 3連休最終日となった5日、兵庫県は南から流れ込んだ暖かい空気と上空を覆った高気圧の影響で、気温が上昇した。県内20カ所の観測地点のうち、西脇(28.2度)や柏原(丹波市、27.6度)など14地点で11月の観測史上最高を記録。洲本は103年ぶり、神戸、姫路は46年ぶりの更新となった。

 気象庁によると西脇の記録更新は2011年以来、12年ぶり。午前10時前に20度に達するとぐんぐん上昇し、午後1時半ごろに最高気温となった。

 11月の最高記録となったのは西脇、柏原のほか、福崎27度▽三木26.9度▽一宮(宍粟市)26.8度▽姫路26.6度▽洲本26.5度▽神戸、三田26.3度▽生野(朝来市)26.2度▽上郡26度▽香住(香美町)25.9度▽郡家(淡路市)25.4度▽神戸空港(神戸市中央区)24.8度-と続いた。

 また、豊岡、和田山(朝来市)、明石、南淡(南あわじ市)の4地点でも夏日(25度以上)となった。

 神戸地方気象台によると、県内は6日、湿った空気や前線の影響で曇り、午後からは雨が降る見込み。夜は広範囲で雷を伴い激しく降る可能性があるという。(門田晋一)

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