6日(月)も異例の高温 松山で29℃予想 7日(火)にかけて広く雨や雷雨

 3連休は全国で11月としては異例の高温になったが、週明けの6日(月)も暖かな南風により各地で気温が上昇する見込み。最高気温は、松山で29℃、東京都心でも25℃の予想で、今年142回目の夏日となり、過去最多を更新しそうだ。午後は、寒冷前線が通過する西日本を中心に広く雨や雷雨となり、7日(火)にかけては、東・北日本も大雨の所がある見込み。

6日(月)も西・東日本は夏日続出 東京都心も夏日予想

 6日(月)は、前線を伴った低気圧が発達しながら7日(火)にかけて日本海を進む予想。全国的に南からの風が強まり、暖かい空気が流れ込むため、気温が上昇する見込み。予想最高気温は、秋田で24℃、富山と金沢、大阪、福岡で27℃、東京と名古屋、広島で25℃、高松と鹿児島で28℃、松山29℃で、松山は真夏日に迫る暑さになりそうだ。

6日(月)は西日本、7日(火)は東・北日本中心に荒れた天気に

 6日(月)は、寒冷前線が西日本を通過するため、午後は西日本を中心に広く雨や雷雨になる見込み。既に湿った空気が入っている西・東日本の太平洋側では、激しい雨を観測。7日(火)は、東・北日本を前線が通過するため、広い範囲で雨が降り、総雨量が多くなる所がある見込み。土砂災害や低い土地の浸水などに注意。大気の状態も不安定になるため、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要だ。

7日(火)は関東で高温続く 10日(金)は季節を進める雨に

 7日(火)は、高温がおさまる所が多くなるが、関東は高温が続く見込みで、東京都心は26℃まで上がりそうだ。10日(金)は、再び前線が本州付近を通過するため、全国的に雨が降る見込み。その後、西高東低の冬型の気圧配置となるため、寒気が入り、全国的に気温が下がって秋が深まる見込み。ようやく晩秋らしくなり、各地で紅葉が進みそうだ。

(気象予報士・大隅智子)

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