米沢市の太鼓愛好団体などが集結した太鼓まつりが5日、同市六郷小体育館で開かれた。新型コロナウイルス禍の影響で、4年ぶりの通常開催となり、来場者が勇壮な響きを楽しんだ。
各団体の交流を深め、地域づくりにつなげようと、六郷コミュニティセンターが主催した。市内の小中高生や、子どもと大人の混合チームなど8団体が出演し、それぞれが地元の自然や人々の営みをイメージした曲目を披露した。
六郷地区の団体の指導者とプロの和太鼓奏者によるユニットも登場した。まつり限定で、結成からわずか2日目とは思えないほど息の合った演奏を届け、観衆の視線と手拍子を誘っていた。