「涼宮ハルヒ」のイラストレーターが描いた「かこのちゃん」、大型看板に JR加古川駅南

ビル5階の壁面から加古川をPR

 イラストレーター、いとうのいぢさん=兵庫県加古川市出身=がデザインした同市の魅力発信キャラクター「かこのちゃん」の大型看板が、JR加古川駅南のサンライズ加古川ビルにお目見えした。鉄道高架とほぼ同じ高さに市が設置し、訪れる人に「加古川だいすき♡」とPRしている。

 かこのちゃんは、人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」「灼眼(しゃくがん)のシャナ」シリーズの挿絵を手がけた、いとうさんが描き下ろした。ギターに貼ったシールや髪飾りには同市ゆかりのキャラクターを、上衣の肩には市章を描いている。

 看板は縦約5.5メートル、横約6.6メートル。いとうさんのサインも付け、同ビル5階部分の東側壁面に設置した。北側にはかつめしを、西側には同市のSDGs(持続可能な開発目標)ロゴマークをあしらった看板を取り付けた。

 同ビルの看板にはこれまで、戦国武将・黒田官兵衛の妻で、加古川出身とされる光(てる)姫のイメージキャラクター「てるひめちゃん」などが描かれていた。(斉藤正志)

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