栃木トヨタ、小山羽川店オープン 利便性とカーボンニュートラル追求 内装には県産木材

8日にオープンする栃木トヨタ自動車の小山羽川店。内装に県産木材を使用した=小山市内

 栃木トヨタ自動車(宇都宮市横田新町、新井孝則(あらいたかのり)社長)は8日、小山市喜沢の「喜沢店」「U-Car小山店」を、同市羽川に「小山羽川店」「U-Car小山羽川店」として移転オープンし、併せて敷地内に新たに「ダイハツ小山羽川」もオープンする。

 顧客の利便性と温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル(CN)の取り組みを追求した店舗で、7日までに報道陣向けに内覧会を開いた。

 新店舗は敷地面積1万1570平方メートル、建物面積3879平方メートル。太陽光発電設備に加えて、県営水力発電所を電源とする二酸化炭素(CO2)を排出しない「とちぎふるさと電気」を導入し、店舗の全電力を再生可能エネルギーで賄う。県産木材を使った内装や敷地内の緑化面積を10%確保したことも特徴という。

 同社の遠藤吉彦(えんどうよしひこ)専務は「今後、他の移転新築を考える際も、カーボンニュートラル、省エネの対応にしっかり取り組んでいきたい」と説明した。

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