「37歳でもこんな経験ができるとは…」PSGに逆転勝利のミラン、豪快ヘッドのジルーが今季CL初勝利を喜ぶ「心配はしていなかった」

値千金の決勝ゴールを決めたジルー[写真:Getty Images]

ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
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7日、チャンピオンズリーグ(CL)グループF 第4節でミランはホームにPSGを迎えた。

アウェイゲームでは3-0で完敗を喫していたミランは、勝てなかければ敗退が濃厚になる状況。それでも9分にミラン・シュクリニアルにゴールを許してしまう。

それでも12分、カウンターから最後はラファエル・レオンがバイシクルシュートを決めて同点に。すると50分には、左サイドからのクロスをボックス内でジルーが豪快ヘッド。2-1で逆転勝利を収めた。

今季のCLで初勝利を記録したミラン。首位のドルトムントから最下位のニューカッスル・ユナイテッドまでわずか勝ち点差「3」であり、混沌としている。

見事に決勝ゴールを決めたジルーは、試合後にゴールを喜び、PSGにリベンジを果たしたことを喜んだ。

「勝たないと嬉しくはない。だから、ゴールは良かったけど、勝たなければいけなかった」

「僕たちは最近味わった挫折の後に反応したかったけど、今日は完璧な夜だった。多くのチャンスを作り、より効果的で、それが違いを生み出した。僕たちは全員、監督の指示に従い、特定のミスを避けることとなった」

「37歳になった今でも、このような瞬間を経験できることは素晴らしいことだ」

また、これで今季のCL初勝利となったミラン。ここまで未勝利も、ジルーは心配していなかったと言う。

「CLではこれよりも前に少なくとも1、2回は勝てていたはずだったから、あまり心配はしていなかった。チャンスを作れていたのはわかっていたから、ラストパスをフィニッシュで、もう少し正確にならなければならなかった」

「ミランにとってCLが特別なものであることはわかっており、最初から最後までチャントを歌ってくれたファンのために全力を尽くしたかった。僕はこのチームに誇りを持っている」

アウェイでの大敗からバウンスバックを見せたミラン。この試合のキーポイントもジルーは解説した。

「重要なことは、両方のボックスで効率的であることだけでなく、戦術的なポジショニングでもあり、僕たち全員がチームメイトを助けるために努力することだった」

「僕たちは自分たちの能力を110%発揮する必要があり、今夜はそれを実行した。僕たちはとても幸せだよ」

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