阪神&オリのVパレード観覧ゆったりと 子ども連れと障害者に優先エリア 神戸・メリケンパーク

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 神戸市で23日にあるプロ野球阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝パレードに向け、実行委員会事務局の兵庫県は8日、ゴールのメリケンパーク(同市中央区)に、子ども連れや障害のある人らが優先的に観覧できる「ハートフルエリア」を設けると発表した。事前申し込みは不要で、介助者や保護者を含め計約1万3千人がゆったりと観覧できる。

 車いす利用者や体が不自由な人らのための「バリアフリーゾーン」と、小学3年生以下の子どもと保護者1人が入場できる「キッズゾーン」。バリア-は先着500人で、それとは別に介助者1人も同伴できる。キッズ-は先着1万2千人。椅子は置かない。

 両ゾーンはパレードコースの両脇に配置し、その後ろに仕切りを設けて一般観覧エリアとする。当日は市営地下鉄みなと元町駅、JR神戸駅、元町駅に誘導スタッフが立って案内。午前11時からの阪神、午後2時からのオリックスで観覧客を入れ替える。

 斎藤元彦知事は定例会見で「安心してゆったりと観覧できるエリアなので、ぜひ多くの方に見に来てほしい」と呼びかけた。県県民生活部総務課TEL078.362.3190 (金 慶順)

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