ブレントフォードが異例2日間のクリスマス休暇? 他クラブは超過密日程強いられるも思わぬ日程面の恩恵

思わぬ日程面の恩恵受けるブレントフォード[写真:Getty Images]

ブレントフォードが、年末年始の超過密日程において他クラブが羨むクリスマス休暇を選手たちに与えるようだ。イギリス『SportBible』が報じている。

通常、ヨーロッパの多くのリーグでは年末年始の期間にウィンターブレークを設けている。しかし、イングランドのプレミアリーグは同期間に通常営業はおろか、中2日や中3日で連戦を戦う超過密日程が恒例となっている。

とりわけ、今シーズンはウォルバーハンプトンvsチェルシーが日程変更によって28年ぶりにクリスマスイブ開催となったことで、両クラブのファンを中心に反発の声が挙がっていた。

そういったなか、ブレントフォードは思わぬ日程面の恩恵を受けることになった。

同クラブは年末年始の日程において12月23日にマンチェスター・シティ戦、同27日にウォルバーハンプトン戦、同30日にクリスタル・パレス戦の3試合を戦う予定だった。

しかし、マンチェスター・シティがサウジアラビアで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップに参戦する関係で、23日に開催予定だった一戦が延期されることになった。

そのため、17日にアストン・ビラ戦を戦った後は27日のウルブス戦まで試合が行われないことに。これを受け、トーマス・フランク監督はクリスマスイブ(24日)とクリスマス(25日)にトレーニング施設を閉鎖し、選手たちやスタッフに休暇を与えることを検討しているようだ。

なお、ほとんどのプレミアリーグのクラブは、クリスマス当日に午前の早い時間にトレーニングを行い、午後は家族と過ごす時間を与える形となっている。

また、ブレントフォードは年末年始以外でも興味深い冬季期間の日程となっており、12月9日のシェフィールド・ユナイテッドとのアウェイゲームから2月17日のウォルバーハンプトンとのアウェイゲームまで、ほぼ2カ月に渡ってすべてのリーグ戦が本拠地を置くロンドンで行われるという。

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