三笘フル出場のブライトンがアヤックスに連勝で暫定首位浮上!【EL】

[写真:Getty Images]

三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは9日、ヨーロッパリーグ(EL)グループB第4節でアヤックスとアウェイで対戦し2-0で勝利した。三笘はフル出場している。

10月にホームで行われた前回対戦でEL初勝利を飾った3位ブライトン(勝ち点4)は、直近のエバートン戦からファーガソン、ララナ、ギルモアの3人に代えてジョアン・ペドロ、ファティ、ダフードを先発で起用。三笘は[4-2-3-1]の左MFで先発している。

公式戦2連勝と徐々に調子を上げている最下位アヤックス(勝ち点2)に対し、立ち上がりから攻勢に出たいブライトンだったが、5分にミルナーが左足を負傷するアクシデントに見舞われると、8分にギルモアが緊急投入された。

不運な形で交代カードを切ったブライトンだが、15分に生まれた最初の決定機でスコアを動かす。敵陣中盤でフォスのパスミスをカットしたアディングラがラストパスを供給すると、そのままボックス内まで侵入したファティが冷静にゴールネットを揺らした。

その後は互いにアタッキングサードまでボール運ぶが、なかなか決定機まで至らない状況が続く。そんな中、ブライトンは前半追加タイム1分にファティのパスでボックス右深くまで侵入したアディングラが決定機を迎えたが、シュートはGKラマイのセーブに阻まれた。

両チーム選手交代をして迎えた後半、再びスコアを動かしたのはブライントン。53分、ドリブルで中央を切り裂いたファティが相手DFを引きつけてラストパスを供給すると、ボックス右で受けたアディングラが右足のシュートでネットを揺らした。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すが、拮抗した展開が続く。するとブライントンは、74分にピンチを迎える。ボルジェスの右クロスからブロビーにシュートを許すとこれが右ポストを直撃。さらにGKフェルブルッヘンにディフレクトしたボールがゴールに向かったが、これは左ポストに当たり、最後はファン・ヘッケがクリアした。

この試合最大のピンチを凌いだブライトンは、終盤にかけてアヤックスの反撃を受けたが、集中した守りでシャットアウトし2-0で勝利。2連勝を飾ったブライトンは、暫定首位に浮上している。

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