展示や合唱、成果を披露 高根沢で県中学校総合文化祭

歌声を披露した氏家中の合唱部=9日午後、高根沢町民ホール

 県内の中学生が日頃の文化活動の成果を披露する第28回県中学校総合文化祭(県中学校文化連盟主催)が8、9の両日、高根沢町民ホールで開かれた。美術、技術・家庭、書道、理科研究など約170点を展示したほか、9日には式典と郷土芸能や合唱といった舞台発表が行われた。

 式典で同文化連盟の山口昭子(やまぐちあきこ)会長が「実際に人と人とが対面するその場でしか感じられないことがある。総合文化祭で一人一人の思いを心で感じ共有し、感じた思いを土台にさらに幸福な未来をつくってほしい」などとあいさつした。

 続いてシンボルマークとスローガンの入賞者が表彰された。最優秀賞には小山市絹義務教育学校9年大塚咲希(おおつかさき)さんのシンボルマークと、下野市石橋中1年藤井咲良(ふじいさくら)さんのスローガン「心で感じる文化の輪 つなげよう 未来を創る みんなの想い」が選ばれた。

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