ごみ袋「有料化」条例案、11月議会で提出時期示す方針、スタート時期はさらに検討=浜松市

指定ごみ袋に処理手数料を上乗せする「有料化」条例案の提出を物価高の影響などで見送っていた浜松市は、11月17日に始まる市議会定例会で条例案の提出時期を示す方針です。

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これは11月10日に開かれた浜松市長定例会見で、中野祐介市長が記者の質問に答え明らかにしました。

中野市長は「今月17日から始まる市議会の11月定例会で、『いつのタイミングで有料化の条例を出します』という事を申し上げることになろうかと思っています」と話しました。ただ、条例案を提出する時期は発表しても、実際にごみ袋「有料化」をスタートさせる時期については、今後さらに検討するという事です。

浜松市は、家庭ごみ減量に向け、処理などにかかる費用を上乗せする形で指定のごみ袋の値段を1リットル当たり1円とする素案をまとめ、2023年9月の市議会定例会に条例案を提出する予定でした。

しかし、物価高の影響などが続く中、さらに家計の負担が増えるなどとして、浜松市は条例案の提出を見送っていました。

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