しぶとく連勝も内容を良しとせずのテン・ハグ「もっと楽になれたはず」

[写真:Getty Images]

代表ウィーク前の最終戦を何とか勝ちに繋げた。イギリス『BBC』がマンチェスター・ユナイテッド監督のコメントを伝えている。

先のチャンピオンズリーグ(CL)でコペンハーゲンにショックの大きな3敗目を喫し、11日のプレミアリーグ第12節でルートン・タウンをホームに迎え撃ったユナイテッド。59分のヴィクトル・リンデロフによるゴールが決勝点となり、リーグでは今季2度目の2連勝を成し遂げた。

この試合も手放しで喜べるほどの内容ではなかったが、しぶとく勝ち星を掴んだエリク・テン・ハグ監督も「良い日だ。勝利が求められるなか、それを掴んだのだから」と結果を喜びつつ、「早い時間帯に得点し、追加点も決めることで、もっと楽になれたはず」と語った。

「チャンスは作れたが、あの1ゴールを除いては得点できなかった。あの1点やクリーンシートには満足だが、ハーフタイムまでに何度もチャンスがあったし、そのうちの1つでネットを揺らすべきだったんだ。で、後半に追加点を決めれば、試合を終わらせられた」

そう試合運びの課題を口にしたオランダ人指揮官はまた、プレミアリーグ出場8試合でいまだ無得点のラスムス・ホイルンドに触れ、「彼はCL(4試合)で5ゴールを決めている。自信を持っているし、いずれゴールが生まれるだろう」と楽観視した。

なお、代表ウィーク明けのアウェイ3連戦に向けては「敵地での試合はどれもビッグゲーム。そのための準備をおかないといけない。選手たちが代表活動で状態を崩さないのを願っている。そこに向けて準備するし、すべきことがたくさんある」と話している。

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