元DFのチェルシー指揮官、ハーランドとの対戦前に強力FWへの対応語る 「今、ロナウドを止めるのは不可能」

アルゼンチン代表としてプレーした現役時代のポチェッティーノ監督[写真:Getty Images]

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が自らの経験を踏まえ、強力なストライカーを止める方法について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

現役時代はエスパニョールやパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーした、元アルゼンチン代表DFのポチェッティーノ監督。今シーズンはチェルシーの指揮官としてプレミアリーグを戦っている。

直近のトッテナム戦では4-1の勝利を収めた中、12日に迎えるのはノルウェー代表FWアーリング・ハーランド擁するマンチェスター・シティとの一戦。ポチェッティーノ監督は現役時代に対戦した元ブラジル代表FWロナウド氏を引き合いに出し、現代では強力なストライカーを止めるのが難しくなっていると語った。

「VARがある今では、ロナウドを止めるのは不可能だ」

「以前は悪質な部分もあった。カメラはなかったし、選手を止めるためにいろいろな策を打つことができた」

「当時が簡単だったとは言わないが、今は本当に難しい。ファウルに注意しないといけないからオフェンス側は楽になった。以前は全ての動作においてやり合っていた」

ポチェッティーノ監督はハーランドに具体的にどう対応すべきかを述べた一方、改めて現代のDFにおける駆け引きの難しさを伝えた。

「より速く走り、予測し、集中し、全力を注ぎ、彼の動きを読む必要がある。彼は背が高いからボックス内では賢く守るんだ。先にジャンプする必要がある」

「本当に見ていて気持ち良いプレーをする必要がある。良い武器だけを使わないといけない。以前は選手を止めるために良い武器だけでなく、あまり良くない武器も使っていた」

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