「行くならパ・リーグでやってみたい」広島カープの “天才” 西川龍馬 FA権行使を表明

去就が注目されていた広島カープの 西川龍馬 が、FA権行使可能期間最終日の14日、FA権行使を表明しました。

広島カープ 西川龍馬 選手
「先ほど、申請書を球団の方に提出しました。挑戦したいというのがあって、そのことを正直に常務と監督の方に伝えて…」

28歳の西川は大阪府出身で、福井県の敦賀気比高校から愛知県に拠点を置く王子に入社。2015年、ドラフト5位でカープの指名を受け、プロ入りすると、今シーズンは、天才的なバットコントロールを武器に、リーグ2位の打率.305をマーク、8年間の通算打率でも.299と、3割に迫る活躍を見せていました。

西川龍馬 選手
「最後まで一緒にやりたいっていうのはずっと言ってもらっていましたし、ぼくの思っていることも隠さず、全部言った結果、こういう形になったので、今はちょっとすっきりしています。『行くならパ・リーグでやってみたいです』って言って、やっぱりセ・リーグとパ・リーグで野球が違うので少なからず、パ・リーグの野球に興味があったので、野球人生は短いので、そっちの方でもプレーしたいっていうふうに思いました」

西川に対しては、出身地・大阪に拠点を置くオリックスやソフトバンクと資金面に余力のある球団が獲得に興味を示しているといわれており、争奪戦になることも予想されます。他球団との交渉は、16日(木)から始まります。

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