37歳ジルーを呼び続けるフランス代表指揮官、単純明快な理由語る 「良いパフォーマンスを見せているから」

37歳となった今も第一線でプレーを続けるジルー[写真:Getty Images]

フランス代表のディディエ・デシャン監督が、37歳となっても代表メンバー入りが続くミランのFWオリヴィエ・ジルーについて語った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。

今シーズンもミランの最前線に君臨する中、9月には37歳の誕生日を迎えたジルー。依然としてフランス代表でもプレーを続けており、11月のユーロ2024予選を戦う23名のメンバーにも選ばれている。

ジルーを呼び続けているデシャン監督は、記者会見で「彼なしで戦うのはそんなに難しいのか?」と問われ、これに回答。他にも優秀なストライカーが多くいる中、このベテランFWを招集し続ける理由を語った。

「彼なしで戦おうとは思っていない(笑)。もし彼があまり良くないのであればここにはいないだろう」

「年齢を重ねているにもかかわらず、クラブで良いパフォーマンスを見せているからここにいるんだ」

7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦、11に行われたセリエA第12節のレッチェ戦で立て続けにゴールを決めた調子の良さにもデシャン監督は言及。それと同時にジルーが万全の状態にないことも明かしている。

「彼にとっては長いシーズンになるだろう。いくつか身体的な問題を抱えていたが、直近の2試合ではクラブにとって重要なゴールを決めた。競争があるから、最後までこのレベルを維持しなければならない」

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