宇都宮の大谷コネクトOPEN 記念セレモニー開催 土日は多数のイベント予定

旧大谷公会堂(左)とビジターセンターの前で行われたセレモニー=18日午後1時45分、宇都宮市大谷町

 栃木県宇都宮市大谷町の新たな観光周遊拠点「大谷コネクト」で18日、市関係者や市議、地元観光団体、自治会など約120人が出席しオープン記念セレモニーが行われた。20日午前9時に供用を開始する。

 施設は大谷石造りの国登録有形文化財「旧大谷公会堂」を移築復元し、ビジターセンターを新設。公会堂は一般公開し、イベントなどの会場として貸し出す。同センターは大谷地域や市北西部の観光発信拠点として観光案内が常駐する。

 セレモニーで佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「地元の方々がかつて愛した素晴らしい大谷になっていけるように、施設をフル活用して盛り上げていきたい」とあいさつ。公募で決まった施設愛称「大谷コネクト」の名付け親となった同市大谷町、主婦小久保和子(こくぼかずこ)さん(46)に感謝状を贈り、関係者7人でテープカットを行った。

 オープンを記念し、大谷資料館や大谷寺などが描かれたラッピングの路線バスが19日から市内で運行される。大谷コネクトでは11月下旬から12月中旬の土日に多数のイベントを予定している。

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