武雄市の副島整形外科が開院130周年を迎え10日、医師や看護師、リハビリスタッフら約240人が参加して記念祝賀会を開いた。会場の同外科クリニックリハビリ棟には市内の飲食店が臨時で出店し、焼き鳥やすし、イタリア料理などを振る舞った。
セレモニーでは4代目になる副島義久理事長が、1893(明治26)年に初代虎之助氏が“ほねつぎ”として創業してからの歴史を振り返り「いろんな人の支えがあって130年を迎えることができた。これからも整形外科一筋に歩んでいきたい」とあいさつした。
森澤佳三院長は「20年前にこの病院にやって来て多くのスタッフに恵まれた。みんな患者さんのために、本当に良く働いてくれている」とねぎらいの言葉を贈った。
乾杯の後、参加者はそれぞれ料理に舌鼓を打ちながら談笑し、締めくくりには病院の駐車場で花火を打ち上げてメモリアルの年を祝った。(澤登滋)