人質家族の行進、エルサレム到着 首相府前で「見捨てないで」

18日、エルサレムに到着したイスラエル人の人質家族ら(共同)

 【エルサレム共同】パレスチナのイスラム組織ハマスによる10月7日の奇襲で拉致され、人質となったイスラエル人の家族らが18日、イスラエル商都テルアビブからの5日間の行進を終え、エルサレムに到着した。家族らはネタニヤフ首相らに早急な救出を求めて声を上げた。

 首相府前で開かれた集会で、家族らは大勢の市民を前に「私たちと私たちの愛する人たちを見捨てないで」「ぞっとする現実を終わらせられると信じたい。今すぐ行動して」と迅速な対応を訴えた。

 14日に数百人で始まった行進には支援者や一般市民も続々と参加した。

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