〈富山新聞創刊100年・アニメEXPO〉コスプレで作品楽しむ 高岡のnifuni、松原秀典展

「nifuni展」を訪れたコスプレーヤー=高岡市の御旅屋セリオ

 「富山新聞アニメEXPO」の一環として高岡市の御旅屋セリオで開催されている「nifuni(にふに)展」(富山新聞社などでつくる元気たかおか応援プロジェクト主催)、同市立博物館で開かれている「松原秀典展」(富山新聞社主催)」に19日、同市内で開かれたコスプレイベントの参加者が訪れ、展示を眺めたり、写真撮影したりする姿が見られた。

 高岡のまちなかで撮影や交流を楽しむ「オタヤdeヲタコスin高岡」(富山新聞社後援)の来場者が会場を巡った。

 人気漫画「左ききのエレン」の作画を手掛けた同市在住の漫画家nifuniさんの個展「nifuni展」が開かれている御旅屋セリオ5階は、コスプレイベントの受け付け会場となっており、着替えを終えた参加者が早速訪れた。

 野々市市の「涼楓(りょうか)」さん(18)は「間近で見るnifuniさんの絵がとてもきれいで、また作品を読んでみたいと感じた」と笑顔を見せた。

 同市出身の人気アニメーター松原秀典さんの個展「松原秀典展」では、松原さんがキャラクターデザイン・作画監督を務めた劇場アニメ「この世界の片隅に」の主人公「すずさん」と記念撮影できるコーナーで、写真を撮るコスプレーヤーがいた。

 nifuni展は26日までの午前10時~午後6時で、水曜休業。入場無料。松原秀典展は来年1月8日までの午前9時~午後5時で、月曜(祝日除く)と年末年始は休館。一般千円、中高生500円、小学生以下無料。

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