「true tears」巨大紙風船 15周年祝う、ファンの支援で実現

空に浮き上がる「true tears」放送15周年記念の巨大紙風船=南砺市クリエイタープラザ桜クリエ

 「true tears」の放送15周年を記念する巨大紙風船が25日、記念展会場の南砺市クリエイタープラザ桜クリエでお披露目された。集まったファンと作品関係者は浮き上がる紙風船を眺め、愛され続ける名作アニメに思いをはせた。

 巨大紙風船のプロジェクトは、桜クリエの指定管理者である一般社団法人地域発新力研究支援センター(同市)が実施したクラウドファンディングによって実現した。

  ●縦6メートル、来年も披露

 紙風船は縦約6メートルで、熱した空気を中に送り込んで浮き上がる。「テレビ放送15周年記念 クラウドファンディング 支援者一同」の文字やアニメのロゴ、登場人物が通う高校の校章などがデザインされた。道の駅福光が製作などで協力した。来年2月の「南砺ふくみつ雪あかり祭り」でも披露される。

 クラウドファンディング支援者の一人で横浜市から訪れた会社員宮崎理さん(42)は「大きくて迫力がある。無事、浮かんでよかった」と話した。

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