折原JA全農新会長「不可欠な存在へ、全力」 山形で就任祝賀・激励会

家族から花束を受け取り笑顔を見せる折原敬一氏(左から2人目)=山形市

 全国農業協同組合連合会(JA全農)を率いる経営管理委員会長に就いた、本県JAグループトップの折原敬一氏(70)の就任祝賀・激励会が26日、山形市のホテルメトロポリタン山形で約250人が出席して開かれた。

 発起人の吉村美栄子知事が「実績と人柄、知見が評価された。一層の活躍を祈念する」とあいさつ。遠藤利明衆院議員、JA全農山形の取引先でつくる県経友クラブ会長の寒河江浩二山形新聞会長・主筆らが祝辞を述べ、長沢豊前JA山形中央会長の発声で乾杯した。

 家族から妻節子さん(66)とともに花束などを受け取った折原氏は「農業は高齢化、離農、コスト高などの課題を抱える。『なくてはならない全農』であり続けるよう、全力で頑張る」と語った。

 折原氏はJAみちのく村山組合長などを歴任し、現在はJA山形中央会長やJA全農山形の運営委員会長などを務める。今年7月に本県から長沢氏に次いで、2人目となるJA全農経営管理委員会長に選出された。

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