日本海テレビジョン元幹部が24時間テレビ寄付金など1118万円着服 会社の資金も

 日本海テレビジョン放送(本社鳥取県)は11月28日、同社の元経営戦略局長が、「24時間テレビ」の寄付金や会社の資金から総額1118万2575円を着服していたと発表した。

 同社の発表によると、着服した金額のうち、264万6020円はチャリティー番組「24時間テレビ」に寄せられた寄付金。また853万6555円は売上金など同社の資金から着服したものだという。

 同社は公式サイトで「寄付金の着服は、一般の皆様から寄せられた善意を踏みにじって私腹を肥やした行為で、到底許せず、弊社は11月27日付で元局長を懲戒解雇とし、28日に鳥取県警鳥取署に被害を届け出ました」と対応を説明。「責任をもって保管すべき皆様の浄財が着服されるのを10年間、見落としてしまいました。ご寄付いただいた皆様をはじめ、ボランティアで活動にご協力くださった皆様、同番組に関わる皆様、ご関係の皆様に深くおわび申し上げます。公井の電波をお預かりする立場として、あってはならない事態を引き起こしました。まことに申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉をつづっている。

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