市道工事の予定価格で計算ミス、落札取り消し

野洲市役所

 滋賀県野洲市は11月29日、市道の舗装復旧工事で予定価格の計算にミスがあり、同日行った指名競争入札の落札決定を取り消したと発表した。市は設計内容を訂正し、再入札を行う。

 野洲市によると、入札は8社が参加し、市内業者が落札した。落札額の公表後、複数の業者からの問い合わせを受け、市が作成した仕様書や設計書を確認したところ、一部で適切な経費積算がされておらず予定価格が誤っていることが分かったという。

 野洲市は今後、積算内容の検査業務を徹底し、チェック体制を強化するとしている。

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