CL連勝ストップのバイエルン、トゥヘル監督は「十分な努力が足りていなかった」

ドローに終わった一戦を振り返るトーマス・トゥヘル監督[写真:Getty Images]

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でドローに終わった一戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

29日、コペンハーゲンとのCLグループA第5節に臨んだバイエルン。すでに4連勝で決勝トーナメント進出を決めているチームは、引き続きFWハリー・ケインら主力を起用すると序盤から相手を完全に押し込む展開に。しかしなかなか得点は生まれずにいると、後半はピンチを迎えるシーンもあるなど思うような試合運びはできないまま、ゴールレスドローに終わった。

CLでの連勝がストップすることになったトゥヘル監督はパフォーマンスが十分でなかったことを認め、守備を崩すための適切なプレーが課題だと振り返っている。

「我々はもっと良いプレーができたと思う。この試合で自分たちのペースを維持するのは難しかった」

「コペンハーゲンは深い位置で守備をしてきた。それに対しての流動性は十分ではなく、リスクを十分にかけてはいなかっただろう。私としては、その点にチェックを入れるだけだ」

「現在の状況を考えると、我々はもっと自由にプレーできると思っていた。だが、実際にはまったく逆の展開だった。 試合を早くコントロールしようとしすぎて、十分な努力は足りていなかったと思う」

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