【フィリピン】サンミゲル系商銀、印IT大手のDX導入[金融]

フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)傘下の中堅商業銀行バンク・オブ・コマースは11月30日、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けてインドのIT大手インフォシスと提携したと発表した。業務の効率化や新商品の開発につなげる。

インフォシスの銀行業務ソリューション「インフォシス・フィナクル」を導入した。ソフトウエアと機能を共有できる「API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」も活用し、利用者により安全で利便性の高いサービスを提供する。

バンク・オブ・コマースは現在、IT投資・デジタル化5カ年計画を進めている。安全性や操作性を高めた米NCR製の現金自動預払機(ATM)など約300台の設置も進めている。

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