ノロウイルスの食中毒に注意 年末年始を前にデパート・スーパーなど2000か所を一斉監視 広島

食品の流通量が増える年末年始を前に、食中毒や商品の不正表示を防ごうと広島市保健所が一斉監視を始めました。

広島市のデパートには開店に合わせて、広島市保健所の食品衛生監視員4人が立ち入り検査に訪れました。食品売場で監視員は、生鮮食品が適切な温度で保存されているかや食品の原産地や賞味期限が正しく表示されているかなどをチェックしました。

2023年12月1日時点で広島市内では食中毒が14件発生しており、うち5件がノロウイルスが原因ということです。

広島市保健所食品指導課 中川絵梨花さん
「冬場はとくにノロウイルスの食中毒がとても増えてきます。しっかり手を洗うこと。ノロウイルスはアルコールが効かないので消毒で済ませるのではなくしっかり石けんを使って手を洗っていただくことが効果的です」

食品の一斉監視は31日まで行われ、約2000か所のスーパーや飲食店などで実施されます。

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