オーロラ、北海道各地で観測 夜空を赤く染める様子撮影

北海道名寄市で観測されたオーロラ=1日夜(なよろ市立天文台提供)

 北海道各地で1日夜、オーロラが観測された。地元の天文台が撮影に成功したほか、交流サイト(SNS)に愛好家らが次々と写真を投稿した。

 東京都在住の星空写真家KAGAYA=本名・加賀谷穣=さん(55)は、天気と磁気嵐の予報から、観測できる可能性が高いとみて1日に北海道入り。オホーツク海側の美幌峠で午後8時半ごろ、空が赤く染まる様子を撮影した。その後も午後10時半ごろまで断続的に観測できたという。

 加賀谷さんは米アラスカなど海外では何度も見たことがあったが日本では初めてだったといい「ぜひ日本のオーロラも見てみたいと狙っていた。夢中でシャッターを切りました」と感激した様子だった。

北海道美幌町で観測されたオーロラ=1日午後8時半ごろ(KAGAYAさん撮影)

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