チンパンジー・サンドラ死ぬ いしかわ動物園内で最年長52歳

52歳で死んだサンドラ(いしかわ動物園提供)

 いしかわ動物園(能美市)は4日、園内で飼育する動物で最年長52歳のチンパンジーの雌サンドラが死んだと発表した。3日午前8時ごろ、飼育舎の寝室で死んでいるのを飼育員が見つけた。死因を調べている。

 サンドラはいしかわ動物園開園1カ月後の1999(平成11)年11月にオーストラリアから来園し、24年間、同園で過ごした。2008年12月には37歳の高齢で出産した。

 いしかわ動物園は6~17日にチンパンジーの丘の屋内展示場に献花台を置く。同園で飼育するチンパンジーは3頭となった。

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