【フィリピン】発電ACEN、米ブライトナイトと合弁[公益]

フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーション系の発電会社ACEN(旧ACエナジー)は5日、再生可能エネルギー企業の米ブライトナイトとの合弁会社をフィリピン国内に設立すると発表した。今後に最終的な合意文書の内容を詰める。

ブライトナイトのアジア太平洋地域子会社ブライトナイトAPACと共同で、再エネプラットフォーム会社を設立する。フィリピンで発電容量100万キロワット規模の発電施設を開発、建設、運営する。

ブライトナイトAPACとACENは2023年、インドでの再エネ発電資産120万キロワット相当の開発・運営を促進するため、2億5,000万米ドル(約368億円)を投資する内容の提携を結んだ。新たな提携が実現すれば、両者による100万キロワット以上の規模の再エネ共同出資は2件目となる。

ブライトナイトはフィリピン、インド、オーストラリア、バングラデシュで、合わせて交流270万キロワットに相当する先進的な再エネ発電資産を開発してきた。このうちフィリピンは100万キロワットを占める。

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