「妻のSNSに送るのだけはやめて」選手や家族への誹謗中傷…清水エスパルスも声明「いかなる理由があっても許されることではない」

12月2日に行われたJ1昇格プレーオフ決勝で東京ヴェルディと引き分け、1年でのJ1復帰をあと一歩の所で逃した清水エスパルス。後半アディショナルタイムに入った時点で清水エスパルスは1‐0とリードし、昇格を目前にしていただけに、サポーターの落胆は大きなものとなりました。

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そんな中、試合後、クラブや選手のSNSには、多くの書き込みが殺到。励ましや来年への期待の声もある一方で、度を越えた辛辣な批判、サッカーとはまったく関係のない誹謗中傷もあり、それが選手の家族にまで及んでいることがわかりました。

試合から3日後の12月5日、DF高橋祐治選手はSNSを更新。「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております。ただ妻のSNSに送るのはだけはやめていただきたいです。よろしくお願いします」(原文のまま)と発信し、妻で著名人でもある高城亜樹さんへの誹謗中傷があることを明らかにしました。

こうした事態を受けて12月6日、クラブも声明を発表。

「エスパルス所属選手および近親者へのSNSアカウントへ誹謗中傷のメッセージがありました。誹謗中傷、侮辱、脅迫はいかなる理由があっても決して許されることではありません。このたびの内容は極めて悪質なものであり、看過することはできません。所轄警察署、弁護士へ相談の上、法的措置を含めた適切な対応を取ってまいります」と厳正な対応をしていく事をアナウンスしました。

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