【フィリピン】ペトロエナジー、風力発電で優遇措置[公益]

フィリピンの風力発電企業ペトロウインド・エナジー(PWEI)は5日、中部アクラン州で進めるナバス第2風力発電所の建設事業で税優遇措置の付与が承認されたと発表した。法人税などの免除が適用されるとみられる。

貿易産業省傘下の投資委員会(BOI)が、11月29日付で税制上の優遇措置の適用を承認した。発電所の投資額は25億7,000万ペソ(約68億円)。出力は1万3,200キロワット、2024年の完成を見込んでいる。

ペトロウインドは、ユチェンコ財閥系の資源開発企業ペトロエナジー・リソーシズ(PERC)、再生可能エネルギー発電会社ペトログリーン・エナジー(PGEC)、タイの石油開発会社バンチャーク・コーポレーションの子会社による合弁会社。ナバスでは15年に出力3万6,000キロワットの第1風力発電所を稼働した。

© 株式会社NNA