韓国で倒れた苫小牧市長が退院 手術成功、復帰時期は未定

 北海道苫小牧市は9日、出張先の韓国・仁川国際空港で倒れて一時意識を失い、帰国後に手術を受けた岩倉博文市長(73)が同日退院したと明らかにした。手術は成功し、術後の経過は良好という。公務の復帰時期は未定で、木村淳副市長が引き続き職務を代理する。

 市によると、岩倉市長は1日に札幌市内の病院で、不整脈に備えて胸に除細動器を埋め込む手術を受け入院していた。当面はリハビリに専念するという。

 岩倉市長は11月7日、韓国で苫小牧港をPRするため同空港に到着後、倒れた。心室細動で不整脈を起こした可能性があり、現地の病院の集中治療室(ICU)で治療を受けた後、17日に帰国した。

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