年末ジャンボ 栃木県内で1億円以上出た売り場は?

栃木県内で1億円以上の高額当せんが出た売り場

 1等前後賞合わせて10億円が当たる年末ジャンボ宝くじが22日まで販売されている。平均生涯年収の何倍にも上る高額当せんに、夢を抱く人も少なくないのではないだろうか。“運試し”とはいえ、過去の高額当せんが気になるのも人情。そこで、栃木県内でこれまで1億円以上の当せん金が出た売り場を調べてみた。

 宝くじの事務を委託されているみずほ銀行によると、2014年以降のジャンボ宝くじで、栃木県内から1億円以上の当せん金が出たのは計23本。8市町にある計10カ所の売り場で販売された。

 市町別でみると、最多は足利市の6本。次いで宇都宮市が4本、小山市、那須烏山市、高根沢町が各3本と続いた。

 売り場別で当選本数が最も多いのは3本で、6カ所ある。

 具体的には、みずほ銀行宇都宮支店(宇都宮市)、吉田菓子店(足利市)、足利アピタチャンスセンター(足利市)、みずほ銀行小山支店(小山市、現在は栃木支店に移転)、七福烏山店(那須烏山市)、宝積寺バイパスチャンスセンター(高根沢町)。いずれも同じ回に1等前後賞が出た。

 1本当たりの最高額が出た売り場は、日光市の今市イオンチャンスセンター。21年の年末ジャンボ宝くじで、1等7億円を“輩出”した。この売り場からは同じ回に、前後賞の1億5千万円1本も出た。

 過去のジャンボ宝くじでは、県内の売り場から1億円以上の高額当選が出なかった年もあれば、2014年のように12本も高額当せんが出た年もある。今年は県内から高額当せん者は生まれるのか。過去の傾向を見ながら、夢をふくらませるのもいいかもしれない。

年末ジャンボ宝くじをPRする「幸運の女神」の小畑さん=4日午前、下野新聞社本社
発売初日に合わせ、年末ジャンボ宝くじを買い求める人たち=21日午前、宇都宮市宿郷3丁目

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